受験者の声【東北大学】

遺伝カウンセリング
Fさん
Fさん

ご年齢:20代

バックグラウンド:看護学

受験時のご職業:学部4年

受験年度:2021年入試(2022年4月入学)

東北大学を選んだ理由
1.幅広い分野を学べる(幅広い授業を受けられる、様々な施設の先生方にご指導いただける、多様なバックグラウンドを持つ学生と一緒に学べる)
2.先進的な医療を学べる(東北大学病院はがんゲノム医療中核拠点病院や臨床研究中核病院などに指定されている、メディカル・メガバンク機構では未来型医療の研究が進んでいる)
3.ボランティアや患者支援団体に参加できる
4.臨床現場に近い環境で学べる(遺伝カウンセラーの方や研究者の方などと同じ医局で学べる、ゲノム解析研究や遺伝子診療の実際を学べる)
5.少人数制の手厚いご指導をいただける

受験勉強法
【英語】

▷勉強期間
学部3年の11月~2月です。 私は看護学生で、新型コロナウイルスの感染予防として実習の時期はTOEICを受けることができなかったので、実習がない時期の12月、1月、2月の3回のみに集中しました。 その結果、3月からは専門科目に集中できたのでよかったと思っています。
▷参考書
①『TOEIC®L&Rテスト 究極の模試 600問+』
本に勉強の方法が書いてあるので、それを参考に、本番まで残された時間を考慮して少しアレンジしながら勉強しました。 英語だけでなくTOEICの出題傾向まで分かりやすく解説されており、一緒に勉強してくれる先生や生徒などのキャラクターが出てきて、楽しく勉強できました。
②『公式TOEIC® Listening & Reading 問題集』
①と同じ方法で勉強しました。 その時点での最新刊を買って勉強するといいと思います。 テストを開発している会社が制作しているので、出題傾向が分かりやすいだけでなく、本番の音声に近いCDを繰り返し聞いてリスニングに慣れることができました。
▷過去問の年数・週数
使っていません。
▷エピソード等
私が受けた時は、新型コロナウイルスの影響で抽選でした。 また、個人的な話になりますが、実習期間を除くと3回しかチャンスがないことに気づくのが遅く、かなり焦りました。 幸い3回とも当選しましたが、もう少し前から対策をしておけばよかったです。 やはり新型コロナウイルスの影響で何があるか分からないので、何事も早めに取り組んだほうがいいと思います。 受けるのが早すぎると、練習にはなりますが、院試のスコアとしては使えない可能性もあるので、募集要項の確認をお願いします。

【専門科目(小論文→口頭試問)】 【面接】
▷勉強期間
学部3年の8月~3月:学会に参加したり、インターネットで色々調べたり、教授や先輩方にお話を伺ったりと、情報収集していました。
学部4年の4月:教科書を何周か繰り返し読んでいました。
学部4年の5月~7月:教科書や過去問から説明できたほうがよさそうな単語をピックアップし、教科書の内容やインターネットでさらに詳しく調べた内容をまとめていました。また、口頭試問には面接も含まれており、面接でよく聞かれそうなことをまとめていました。
学部4年の8月:まとめた内容を頭に詰め込んでいました。特に出そうなものについては、まとめを見ながら話したものをスマホで録音し、聞きながら覚えていました。最後は何も見ずに話したものを録音し、重要な部分が言えているかどうかまとめを見ながら聞いて確認していました。
全期間を通して:学会に参加したり、SNSで遺伝医療に関する正しい情報を発信している公式のアカウントをいくつかフォローしたりして、常に最新情報を把握し、分からないことがあれば調べて、重要なものはまとめに加えていくことを心がけていました。

▷参考書
①『遺伝医学への招待』
遺伝医学の基礎知識が幅広く分かりやすく簡潔に書かれていて、勉強しやすかったです。 その分、1つ1つの内容が少し薄い部分もあり、インターネットでさらに詳しく調べて補足しながらまとめていました。
②『遺伝カウンセリングのためのコミュニケーション論』
遺伝カウンセリングについてかなり具体的に書かれていて、イメージしやすかったです。 遺伝カウンセリングに関する知識が身に着いただけでなく、将来どのような遺伝カウンセラーになりたいか考えながら学ぶことができ、面接の勉強にもなりました。 また、授業に近い形で楽しく勉強できて、モチベーションにもつながりました。
▷過去問の年数・周数
2019年までは小論文でしたが、2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響でzoomでの口頭試問でした。 大学から小論文の過去問を2019年の1年分のみいただくことができました。 過去問の転送や口頭試問の口外は禁止となっているので、過去問に関してはその1年分しか勉強することができないと思います。 特に周回はしていませんが、遺伝医療に関連しそうな内容についてはまとめに加え、出題傾向をつかむために参考にしました。
▷エピソード等
具体的に何が出たかは書けませんが、どの教科書にも全く載っていなくて、学会でチラッと聞いたことはあるけど何だったか覚えていない、という問題が出ました(汗) 選択問題だったのですが、その問題が遺伝に関連しているということは分かっていたのに、選ぶことができず、ほとんど対策していない他の問題を選び、撃沈しました(苦笑) 教科書だけでなく、インターネットなど他の手段も使って、幅広い知識を身に着けておいたほうがいいと思います。 また、何が出るか予想するのがかなり難しいので、特に遺伝カウンセリングに関する内容や面接はしっかり答えられるように準備するといいと思います。

※注※
ブログでは「選んだ理由」「受験勉強法」をメインに掲載しております。他に知りたいことがございましたら、お問い合わせください。内容によってはお答えできない場合がございますこと、あらかじめご了承ください。

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