※以下は“2021年度“入学者募集時点での情報です※
《詳細》
東北大学大学院の遺伝カウンセリングコースは、2018年度まで川目裕教授が担当されていました。検索するとその頃の情報もヒットしますが、現在は連絡先が異なるのでご注意ください(ですが、川目教授のお言葉やコラムは大変勉強になるのでおすすめです)。
医療系資格や出身学部による受験制限は特にありません。オープンキャンパスでお話くださった先輩は、農学部や生物学部卒の先輩方でした。倍率は3倍でした。過去問は原則、現地閲覧です。
◇特徴◇ →あらゆる院情報を拝見し、ここならではの特徴と感じた点
・日本で2番目の歴史を持つ遺伝子診療部がある
・2019年度からは遺伝医療学分野(遺伝子診療部内)に移籍し、遺伝子解析研究にも触れられる
・様々なバックグラウンドの学生と共に学ぶことができる
・・・etc
★院試対策★
【英語】
形式:事前提出式
TOEIC、TOEFL、IELTS、Duolingo English Testのいずれかの成績を提出します。
点数の目安は公表されておりません。不安かと思いますが、、、『受験者として、小論文や面接はどのように評価されているか推測しづらく、自分が何点所持しているかがある程度はっきり分かるのは英語(外部試験)だけなので、自分の精神安定のためにも英語の点数は上げられるだけ上げておこう!』と思って準備しました。それに、目安が公表されていてその点数を持っていたとしても、その点数があれば一律100点、というようなシステムでない限り安心材料にはならないよなあ~と言い聞かせながら準備しました。
私はTOEICの成績スコアを提出しました。詳しくは別の記事でまとめています。
【小論文(2020年は口頭試問)】
※2020年は口頭試問だったため、例年の小論文の形式・文字数等は存じ上げておりません。
過去問は教務に問い合わせ、1年分を閲覧(もしくは郵送)できます。
内容は「生命科学及び医科学・障害科学・保健学・公衆衛生学」で、「共通問題」「選択問題」から1問ずつ選んで解答します(計2問)。選ぶ形式である理由は、試験が修士課程全体として行われるためです。
~対策ステップ~
⑴ 過去問から、自分が勉強しやすい問題(領域)を選ぶ
⑵ 本番、⑴の分野からの出題なら確実に解答できるよう、インターネットや教科書で知識を蓄え、記述(口述)できるようにしておく
●「共通問題」は、本当に(?)「生命科学及び医科学・障害科学・保健学・公衆衛生学」から広く出題されるため、対策しづらいかもしれません。特に口頭試問では、答えた内容についての関連事項を多数聞かれるため、知らないことを聞かれる場合もあります。また、自分が選んだテーマについての話が終わった後、選ばなかったテーマを試験官が選び、説明を求められることもあります。(口頭する前に数十秒与えられますが、緊張しすぎて空白の時間でした)
ただ、状況は皆同じです。本番は、勉強不足を認めつつも出来る限りの受け答えを精一杯する、また、対策の時点ではなるだけ様々な隣接事項に目を配り、少しでも頭に入れておきましょう。
●「選択問題」は、遺伝カウンセリング領域の問題が1問は含まれているため、遺伝カウンセリングコースの受験者はそれを選ぶ(傾向にある)と思います。こちらは遺伝カウンセリングの関連知識を広く持っておくことで対策できます。以下のような書籍やサイトを駆使して知識を得ました。
遺伝カウンセリングのためのコミュニケーション論-京都大学大学院医学研究科遺伝カウンセラーコース講義 | 浦尾 充子, 鳥嶋 雅子, 村上 裕美, 小杉 眞司 |本 | 通販 | Amazon
認定遺伝カウンセラー制度委員会 (umin.ac.jp)
【面接】
いわゆる面接で聞かれるような内容を聞かれるので、考えていることを素直に答えると良いと思います(極めて想定しにくいような、突飛なことは聞かれませんでした)。
質問数ですが、2020年は口頭試問の中に組み込まれており、全て合わせて20分だったので少なめでした。例年はもう少し聞かれるのではないかと思います。
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